MEDICAL INFO
対象動物
犬・猫
下痢や嘔吐、風邪など日常よくある疾患から、代謝疾患や内分泌疾患などの複雑な病気まで、動物にもさまざまな内科疾患があります。
一般内科は、判断しづらい症状や複数の健康問題を抱えたペットを総合的に診察し必要に応じて、血液検査・レントゲン検査・超音波検査・尿検査・便検査・神経学的検査など様々な検査を行い、どのような病気が疑われるかを選定していきます。
外科は、内科では対応できない病気の診療を行います。
治療を始める前に、動物たちが今どんな状態なのか、これからどんな治療や手術が必要なのかをしっかりとご説明いたします。
その上で、飼い主様と獣医師の二人三脚で、治療の方針を立てさせていただきます。
人の医療において実施されている腹腔鏡、胸腔鏡を使った内視鏡外科手術が動物の手術にも実施が可能です。
内視鏡を用いることで、手の届かない部分に対して体にやさしく、かつ精密な検査と処置を行うことができるのが内視鏡下検査・処置の特徴といえます。
全身麻酔が必要となりますが、ペットと飼い主様の負担が少なくすむ「優しい」医療であるといえます。
避妊・去勢手術を行うことで、望まれていない出産を防ぎ、さらに将来の生殖器の病気予防にもつながります。
またストレスの防止になるといわれています。
手術には、超音波メス(サンダービート)を使用することでお腹の中に糸が残らないように気を付けています。
ご不明な点、心配なことがございましたら獣医師にご相談ください。
動物愛護管理法により、販売される犬や猫へのマイクロチップの装着・登録が義務付けられています。
マイクロチップとは、どうぶつの個体識別番号情報等を書き込んだ電子標識器具でいざというときにペットの身分証明書になります。
マイクロチップは、長さ1cmで太さは2mmほど。
挿入は数秒で終了し、その際に痛がる子たちも意外に少ないため、積極的におすすめしています。
命に関わる感染症の中には予防できるものもあります。
狂犬病、混合ワクチン、フィラリア、ノミ・ダニ予防等の各種予防を行っております。
大切なご家族の一員である動物たちを病気から守るためにも、予防を心掛けましょう。
入院するにあたり注意していただきたい事
●院内感染防止のため、予防不十分な子の入院はお断りする場合があります。
●必要があり、緊急を要する場合、飼い主様の許可を得ずに、治療・検査の追加を行う場合があります。
診療の結果、入院が必要な場合は、医師からご説明させていただきます。
Flow.1
診療
Flow.2
入院説明
Flow.3
入院
Flow.4
退院後指導
※面会について:電話にてご連絡の上、診療時間内にお越しください。
大阪公立大学獣医学部附属獣医臨床センター
住所:大阪府泉佐野市りんくう従来北1番地の58
診療時間:21:00-3:00
電話受付時間:20:30-2:30
■持参していただくもの
・クレジットカード(有効期限の切れていないもの)
・身分証明書(保険証や免許証)
・かかりつけ病院の診察券、最近の検査結果
・現在飲んでいるお薬
・誤食した場合は誤食した物と同じもの、あるいは成分が分かるもの
・嘔吐の場合は吐物、下痢の場合は便